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ナオト・インティライミ、そのライブの秘訣は“全部見せ”

“インティ”は太陽。“ライミ”は祭り。南米アンデス地方のケチュア語から名付けたアーティスト名、ナオト・インティライミ。歌って、踊って、見せて、聴かせて、そのうえアーティストとは思えない? 軽妙なトーク(MC)まで楽しめちゃう彼のライブは、このアーティスト名に恥じない、心踊る時間と笑顔溢れる空間を思う存分体感できる場所だ。

■持ってるものを“全部見せ”してくれるライブ

ハイテンションで一気に観客を盛り上げたかと思えば、ぬくもりのある声で心に染み入るバラードを聴かせ、ファンキーなナンバーでは軽快はダンスを披露したり、弾き語りで静かな時を刻んだりと、自分ができることを出し惜しみすることなく、彼は全部見せしてしまう。それはお客さんを楽しませたい!という思いがあってこそだが、彼の人生観に寄るところが大きいのかもしれない。

ドキュメンタリー映画『旅歌ダイアリー』の中で、彼は“このチャンスを逃すな”という言葉を残し、2013年に発売した6thアルバムに『Nice catch the moment!』と名付けている。チャンスは勝手に向こうからやってこないから、自分で作るものだということを、彼自身が自分の人生の中で経験しているからこそ、彼は自分からアクションを起こし、ライブ会場にいるみんなをどんどん巻き込んでいくのだ。それこそ友達や恋人に連れてこられたように見えるナオト・インティライミ初心者の人が、いつのまにやらナオトのペースに巻き込まれて、タオルをブンブン振り回していたり、ジャンプしたり踊ったりと、楽しみまくっている光景を私は何度も見ている。せっかくライブに来たのだからとことん楽しまなきゃ!という気分になってしまうのは、まさにナオト・インティライミのライブマジックだ。

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2017年12月15日 12時30分

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