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きゃりーぱみゅぱみゅがライブハウスで飛び跳ねた一夜

2018年3月26日 10時50分
きゃりーぱみゅぱみゅが、2月19日に恵比寿リキッドルームにて『SPACE SHOWER TV“LIVE with YOU”』を開催した。このイベントは、“あなたの側で、生きてる音楽。”をコンセプトに、日本のトップミュージシャンとスペースシャワーTVがタッグを組み、行われるプレミアムライブ。ホールやアリーナクラスの会場を主体としたライブを行っているきゃりーが、恵比寿リキッドルームでライブを開催するのは初であり、数百人キャパのライブハウスでの公演もデビュー初期以来。550人という限られたファンのみが参加した貴重なライブとなった。

■「つけまつける」では、にゃんこスターの動きをフィーチャー

開演前、きゃりーが「今日のライブは飛び跳ねて欲しいです! よろしくお願いします!」とTwitterでつぶやき、加えて開場中にも「ぴょんぴょん飛び上がって楽しんで下さい」というアナウンスが流れたのが、この日のライブをわかりやすく表している。普段のワンマンライブでは、きゃりーぱみゅぱみゅの可愛らしく、ファンタジーな世界観がステージセットや彼女の衣装へと反映されるが、ステージには“きゃりーぱみゅぱみゅ”と書かれたフラッグのみ。きゃりー本人も私服からシンプルな赤のワンピースを選択したが、本当はTシャツと短パンというラフな衣装でライブに挑もうとしていたとのこと。彼女のこの日に向けた意気込みが伝わってくる。

ライブはアンコール含め全15曲、約1時間余りのワンマンセット。ライブの幕を開けた「ファッションモンスター」、続く「インベーダーインベーダー」とフロアは一気に最高潮の盛り上がりに。「はい!はい!」というきゃりーの煽りに、ペンライトが前後に激しく揺れる。「ライブハウスってこういう感じ」というイメージから選曲された“珍しい曲”「シリアスひとみ」は、ハードなバンドサウンドが特徴の一曲。まさに、ライブハウスならではのレアなパフォーマンスと言えるだろう。さらに「つけまつける」の間奏部分の振り付けには、にゃんこスター・アンゴラ村長のネタの動きを大胆にフィーチャー。「にゃんこスターが世に出る前にきゃりーぱみゅぱみゅがにゃんこスターをやっている件」というフェス出演時の動画が話題となり、本当はどじょうすくいの動きをしていたのだが、きゃりー自らが流行りに乗っかった形だ。

■ライブハウスツアーの源流となるか

本編ラストはファンの振りが綺麗に揃った「最&高」、ダンスフロアと化した「原宿いやほい」、アンコールにはきゃりーの名を世界中に轟かせるきっかけとなった始まりの曲「PON PON PON」、ドリーミーかつセンチな「もったいないとらんど」で熱狂的なライブの幕を下ろした。

きゃりーのライブは、ファンと同じ目線で話す和やかなMCも魅力の一つだ。過去最少規模のライブということで、きゃりーは「可愛いし、かっこいい人が多い」とファンとの距離の近さを改めて実感。サラリーマン、OL、学生と幅広いファン層が集結する彼女のライブは、嫌なことを忘れさせる“非現実空間”であることを実感した。きゃりーはライブハウスの距離の近さがさぞかし気に入ったのか、ファンクラブ会員でのライブハウスツアーもやりたいと言及。もしかしたら、この日のライブが今後開催されるツアーの源流となる貴重な一夜となるのかもしれない。

Writer:渡辺彰浩
(提供:ヨムミル!Online)

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