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韓国HIP HOP事情―レジェンドEPIK HIGHが見た隆盛のメリットデメリット/インタビュー前編

2018年7月3日 17時00分
 

EPIK HIGH/7月4日にアルバム『WE'VE DONE SOMETHING WONDERFUL -Japan Edition-』をリリース


韓国のHIP HOP界でレジェンドと称されているEPIK HIGHが、3年ぶりとなるニューアルバムを昨年リリース。この度、同作に日本語ヴァージョンを2曲追加収録した『WE'VE DONE SOMETHING WONDERFUL -Japan Edition-』が到着した。今回は、2001年の結成以降、第一線で活躍し続け、リリカルな表現と幅広い音楽性で今や韓国の音楽界に欠かせない存在となった彼らに、これまで歩んできた道のりや、盛り上がりを見せている現在の韓国のHIP HOP事情を直撃。ニューアルバムに込めたメッセージやこれからのスタンスについても語ってもらった。
(取材・文/猪又 孝)

僕たちが音楽を始めた時から比べると、1万倍くらい大きくなっている

――今日は韓国の音楽界に長らく身を置くEPIK HIGHのみなさんに、韓国のHIP HOPシーンについて伺いたいと思います。韓国では5年ほど前からHIP HOPが盛り上がりを見せていますよね。

TABLO:僕たちが音楽を始めた時から比べると、もう1万倍くらい大きくなっていますね。すごく楽しいし、エキサイティングです。

――EPIK HIGHは2001年結成ですが、当時、シーンはどんな感じだったんですか?

TABLO:僕たちがデビューして初めてテレビに出たとき、スクラッチをやりたくてDJ TUKUTZがターンテーブルを持ち込んだんですけど、当時それを配線できるスタッフが誰もいなくて。DJとはどういうものか?っていうことすら、わかってもらえてなかったんですよね。で、番組のプロデューサーから「スクラッチをやってるフリで」と言われて。さすがに怒って「3人でできないんだったら帰る!」とまくし立ててナントカやらせてもらったんです。以降、その番組では実際にできるようになりましたけど、他の番組とは喧嘩別れしたり、出演をキャンセルすることもありました。

DJ TUKUTZ:当時、韓国ではHIP HOPというジャンル自体が珍しかったので、今振り返れば、そう言われたのもわかるんですけど。最近はシステムが調って、音楽番組でDJがスクラッチできる環境になってきたのを見ると素直に嬉しいです。僕のおかげとまでは言いませんけど(笑)。
TABLO(MC)

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