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「M-1グランプリ2009」決勝メンバーに見るお笑い界の現在と"2つの傾向"

2009年12月9日 08時00分 (2009年12月14日 15時40分 更新)

M-1グランプリ2009公式サイトより

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 12月7日、漫才日本一を決めるお笑いイベント「オートバックスM-1グランプリ2009」の決勝進出者が発表された。68組の芸人が参加した準決勝の熱戦を勝ち抜いて見事決勝に駒を進めたのは、東京ダイナマイトナイツ南海キャンディーズハライチハリセンボンパンクブーブーモンスターエンジン笑い飯の8組。彼らに敗者復活1組を加えた9組が、12月20日の決勝戦で優勝の栄冠と賞金1000万円を目指して争うことになる。

「漫才頂上決戦」として名高いM-1も、今年で9回目。始まった当初はそれほど話題にもなっていなかったが、現在では年末恒例の一大イベントにまで成長した。今年の決勝メンバーの顔ぶれを眺めてみると、近年のお笑い界を象徴する2つの傾向が浮かび上がってくる。

 1つは、「非・関西弁漫才の台頭」である。一昔前までは、漫才といえば関西のもの、というイメージが強かった。1980年頃の「漫才ブーム」の時代に活躍した漫才師たちも、その大半が関西出身だった。漫才師の質と量においては、「西高東低」というのがこれまでの常識だったのだ。2001年の第1回のM-1でも、決勝進出10組のうち、関西弁を使わないコンビは1組しかいなかった。

 だが、今年のM-1では、決勝8組中5組が関西弁を使わないコンビである。もちろん、選考の結果としてたまたまそうなったに過ぎない、という側面はある。だが、関西以外の地域でも漫才文化が少しずつ発展していった結果、そのような事態が生まれたというのは間違いないだろう。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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