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女子スキージャンプ・高梨沙羅4位に非道なマスコミ

2014年2月15日 22時10分 (2014年4月1日 19時10分 更新)
CMには不向きという心ない報道も

 ソチオリンピックが開幕するまでのロシアは「テロとの戦い」がクローズアップされたり、あまりの雪不足に開催自体が危ぶまれる声が多かった。しかし連日熱戦が続き、マスコミを賑わせている。
 日本ではオリンピックが開催するまでは「日本が参加した冬季オリンピック史上、最高のメダルラッシュが期待!」「かなりの金メダル選手がでるのでは!?」とスポーツマスコミが盛り上げていた。その代表選手が女子スキージャンプ、17歳の現役女子校生・高梨沙羅だった。ワールドカップで13度も優勝している彼女の実績は素晴らしく、期待されて当然だった。しかしその結果は4位に終わった。

 大会前から過度な期待は問題視されていた。スキージャンプという競技は、どんなに万全に準備しても、強風や吹雪といった当日の気象条件の影響が出やすい。また国によって氷や雪質が違い、スキーやスケートには転倒という危険が常につきまとう。
 それなのに日本スポーツマスコミは「メダルは確実」「普段どおりにやれば金は当然」と、17歳の少女にプレッシャーをかけ続けた。あるスポーツ紙は「髙梨は突然現れて世界の頂点に立ったから、ドラマ性に薄くCMには不向き」といった心ない記事を、大会前に掲載した。
 表だった努力や涙を見せてはないだけで、この少女だって色々なものを犠牲にしてきただろう。10代でやりたかったことを犠牲にして、この競技にかけてきたことは容易に想像できる。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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