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何故みんなの家に木彫りの熊があったのか

2016年12月7日 17時00分


かつて一躍大ブームを巻き起こした「木彫りの熊」。
何がそこまで人々を熱狂させたのか?
木彫りの魅力って?
その謎に迫る。




人間は、広い世界のほんの一部で生きている。
全てを知ることはできない。
世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。
そんな人が集まると、小さなブームになる。
誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。
それが「うさこの覗いた世界」なのだ…!




「木彫りの熊」と呼ばれる鮭をくわえるあの熊のことは、
恐らく成人なら誰もが知っているだろう。
数十年前、何故かおみやげのド定番だったそれはいろんなお宅の玄関に君臨していた。
川から鮭をハントするまさにその瞬間のような臨場感あふれる熊。
そこから感じられるのは生命力!躍動感!
どうやら木を彫ることが得意だったアイヌ民族がスイスのおみやげを参考にして作り始めた…というところからジャパニーズおみやげスタイル「木彫りの熊」は誕生したようだ。
それは少しずつ支持を得はじめ、
昭和40 年に訪れた北海道ブームで一躍国民的おみやげと化した。
そのブームから築かれ続けた一大観光地としての北海道ブランドは今なお健在。
これまで北海道をテーマにした映画やドラマも数多く存在し、
日本のみならず世界各国から「北海道」を求めて北の大地へやってくる。
木彫りの熊は今でこそお目見えする機会が減ってしまったが、
北海道の民芸品魂は今でも色褪せない。





阿寒湖のアイヌコタン。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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