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任天堂が提訴「マリカー」著作権侵害よりも危険な問題

2017年3月2日 17時00分 (2017年3月2日 20時11分 更新)

公道を走行するマリオカート軍団

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 任天堂が2月下旬、公道カートのレンタル会社「マリカー」(東京)が「マリオ」などのキャラクターの衣装を貸し出した上で、その画像を許可なく宣伝や営業に利用し、著作権などを侵害しているとして、侵害行為の中止と1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 マリカーは「ディズニー」のキャラクターも使用している。ディズニーは著作権に厳しいだけに、騒動は拡大しそうだが、マリカーを巡っては近隣住民や一般ドライバーからも苦情が出ている。

 マリカーは近年、外国人観光客に人気のアトラクションになっている。遊園地のゴーカートのような車両を公道で走行し、定番のツーリングルートになっているお台場では、住民から苦情が相次いでいる。

「お台場を走る公道カートの増加とともに、住民からのクレームも増えている。『外国人の運転マナーが悪い』といったドライバーからの苦情がメーンですが、『ツーリングに帯同している業者の人間は、ガイド資格を持っているのか』などの質問もある。自身の生活エリア内で外国人観光客がはしゃいでいることを『目障り』と感じている人もいるのでしょう」(警察関係者)

 マリカーそのものの危険性を指摘する声もある。「運転している車の前方で車線変更したカートがいたが、カートの車高が極端に低く、運転席から見えなくて、あわや接触事故という事態だった」と同関係者。

 利用客は外国人観光客中心のため、日本の公道を“アミューズメント施設”と勘違いし、ゲーム感覚で運転して危険極まりないという。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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