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なんだこの番組!?『緊急生放送! 山田孝之の元気を送るテレビ』を成立させた、いとうせいこうの手腕

2017年10月10日 18時00分 (2017年10月11日 23時30分 更新)

 7日深夜、突如テレビ東京系列で放送された『緊急生放送! 山田孝之の元気を送るテレビ』。

 水原恵理アナが、「山田孝之の演技入門をお送りする予定でしたが、大幅に内容を変更してお送りします」と、まるで災害情報を伝えるかのようなテンションで告げて、突如始まったこの番組。突如といったのには、理由がある。この番組は、ほんのすこし前まで『山田孝之の演技入門』として予告されていた枠だった。しかしオンエアの少し前に突如ホームページにて内容の変更が告知され、『演技入門』という、どこか懐かしさを感じるEテレのごときプログラムは『緊急生放送』という、けたたましい煽り文句のついた特別番組に姿を変えた。

■「山田孝之×テレ東」といえば

 そもそも「山田孝之がテレ東でなんかやる」ことには、さんざん我々は振り回されてきた。

 山田孝之が、自身を見つめ直すために赤羽に移住し、ファンキーな赤羽の先住民との交流から自己を取り戻す『山田孝之の東京都北区赤羽』。山田孝之が、突如カンヌ最高賞を受賞したいと言い出したことにより、盟友・山下敦弘や主役の芦田愛菜(殺人鬼役!)を巻き込み、カンヌに向かったロードムービー『山田孝之のカンヌ映画祭』。

 どちらもドキュメンタリーの形をとりつつ観せる、いわゆるフェイクドキュメンタリーなのだが、見ている我々は「フェイク」だとか「やらせ」だとか、そんな無粋な目線は抜きにして、狂っていく山田孝之を心から心配し、そして彼に振り回される映画監督山下敦弘に心から同情した。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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