0

日本を舞台にしたストップモーション・アニメ 映画「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」――シネマチャート

2017年11月20日 17時00分 (2017年11月21日 16時41分 更新)
■〈あらすじ〉

クボ(アート・パーキンソン)は三味線の音色で折り紙に命を与え操る力を持つ少年だ。幼い頃、闇の魔力を持つ月の帝(レイフ・ファインズ)に狙われた際、父親の侍ハンゾウは息子をかばって命を落とし、クボは片目を失った。闇の姉妹(ルーニー・マーラ)によって母親も殺されたクボは、父母の仇を討つために3つの武具を探す旅に出る。道中で出会った面倒見の良いサル(シャーリーズ・セロン)と陽気なクワガタ(マシュー・マコノヒー)と共に困難を乗り越えるうちに、家族のような絆で結ばれた3人は、月の帝との戦いに挑む。


■〈解説〉

『コララインとボタンの魔女』のスタジオライカによるストップモーション・アニメーション。古の日本を舞台に、少年が闇の力に立ち向かう冒険物語。トラヴィス・ナイトの初監督作。103分。


  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆日本的アイテムがたっぷり、声の出演の顔ぶれも豪華、さらに入魂の画面作り――と感心したが、アニメ嫌いで乗れず。


  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆手をかけた職人技の功で、眼と耳を惹きつける。「なんちゃって日本」や情感の誇張がほぼ皆無なので安心できる。


  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★冒頭の大波に飲まれる場面から目が釘付けに。物語も心揺さぶる面白さだが、何よりもメイキングを詳らかに拝見したい。


  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆洗練された西洋目線の東洋趣味。ただデジタル処理が強すぎ。人形アニメはもっと手作り感を残した方が愛らしいのに。


  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆発想の転換で広がる想像力。『白蛇伝』や辻村寿三郎人形劇を観た時の感動が蘇る“禅的”ストップモーションアニメ。



INFORMATION

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(米)
11月18日(土)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督:トラヴィス・ナイト
出演:アート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒージョージ・タケイルーニー・マーラ ほか
http://gaga.ne.jp/kubo/


(「週刊文春」編集部)


注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!