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谷口ジローさん、未発表遺稿を単行本化 「下書き原稿も掲載」担当編集が明かす思い

2017年12月7日 15時48分 (2017年12月8日 17時00分 更新)

谷口ジローさん、未発表遺稿を単行本化(C)パピエ (C)ORICON NewS inc.

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 『孤独のグルメ』『「坊っちゃん」の時代』などの作品で知られ、今年2月に亡くなった漫画家の谷口ジローさん(享年69)の未発表絶筆(遺稿)が2冊の単行本として、あす8日に発売される。7日、東京・千代田区の小学館本社で会見が行われ、谷口さんの著作権管理者の米澤伸弥氏、担当編集の小田基行氏、今本統人氏が出席した。

 単行本化されるのは『いざなうもの』(原作:内田百間『冥途』)、『百年の森』の2冊。闘病中だった谷口さんが、2017年までの2年間で描きあげたという。繊細なタッチや、背景を細かく書き込む技法で海外でも高い評価を得ていたが、特に『いざなうもの』では、薄墨、鉛筆、修正液で描くなど、斬新な技法が用いられている。

 『百年の森』の担当編集を務めた小田氏は「当初の構想では、第5章で完結予定でしたが、第1章を完結させ、第2章の下書きに取り掛かった途中で、残念ながらクライマックスを描くことなく旅立ってしまわれた。本書では、第1章の完成原稿と、第2章の下書きを収録しました」と明かし「谷口ジロー先生が闘病中に描いた物語、見果てぬ夢の続きを読者の心で再現して頂けたら」とファンへ呼びかけた。

 『いざなうもの』の担当編集・今本氏も「今年の1月上旬まで執筆を続けられた。残念ながら完成には至りませんでしたが、ご本人の発言を本に全30ページの内、20ページまでを完成原稿と判断し、ネームを入れさせて頂いた。そして最後の10ページに関しては、下書きのまま掲載しました」と報告。
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