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高須院長落札「天皇独白録」 本当に皇室にプレゼントできる?

2017年12月8日 09時26分 (2017年12月9日 12時30分 更新)

有名人の高須院長でも難しい(C)日刊ゲンダイ

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〈日本の未来に役立つ財産だ〉〈日本に取り戻すのは国民の使命〉

 自身のブログでそう意気込んでいた「YES高須クリニック!」の高須克弥院長(72)が日本時間の7日、米NYの競売商ボナムズのオークションで「昭和天皇独白録」の原本とされる文書を落札。価格は、手数料込みで27万5000ドル(約3080万円)というから、さすがに持っている。

 高須院長は同日付のブログに〈勝った!〉〈皇室にお返しするぜ〉などと、落札の喜びをつづっていた。

 手書きで173ページ、計2巻の独白録は昭和天皇が終戦直後、戦前・戦中の出来事を振り返り、側近に語った談話をまとめたもの。ボナムズの担当者は「20世紀の世界史を理解する上で極めて重要な文書」としているが、落札価格は査定額の2倍という。

 そこまでする価値があるのか、という議論はさておき、高須院長はテレビ局の取材に「秋篠宮悠仁さまにプレゼントしようと思って」「なんとか受け取っていただけるといいなと思っている」などと答えていた。

 もっとも、いかに高須院長が有名とはいえ、一民間人にすぎない。3000万円もする“高価なプレゼント”をそう簡単に皇室に受け取ってもらえるものなのか。宮内記者会関係者は「あくまで一般論ですが」と前置きして、こう続ける。

「そもそも皇室は、価額に関係なく、民間からの“献上品”は受け取りません。当然ですが、いちいち全部受け取っていたらキリがない。それに『賜与』『譲受』の決まりもあって、好き勝手に財産を譲ったり譲り受けたりできるわけでもありません。
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