19

西部邁さん貫いた「自裁死」独自の最期を決意

2018年1月22日 16時30分 (2018年1月22日 19時52分 更新)

司会を務めた「西部邁ゼミナール」での西部邁さん(TOKYO MX提供)

[拡大写真]

 保守派の論客として知られる評論家の西部邁(にしべ・すすむ)さんが21日早朝、東京・大田区田園調布の多摩川河川敷から多摩川に飛び込んで自殺した。救出され都内の病院に搬送されたが、同8時37分に死亡が確認された。78歳だった。著作活動のほか「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)などで活躍した西部さんは50代から独自の死生観を展開。最近、著書などで自殺をほのめかし、独自の「最期」を決意していたようだ。

 21日午前6時40分ごろ、大田区田園調布5丁目の多摩川河川敷で、西部さんの長男から「父親が飛び込んだ」と110番があった。駆け付けた警察官が救出した際には意識がなく、河川敷では遺書が見つかった。長男は同日未明に自宅から姿が見えなくなったため、捜索願を出していた。

 同居する親族は本紙に「つい最近も、外で人と会っている時は元気にハシゴ酒で『首から上は元気なんだ』と上機嫌で朝まで飲んだりしてました。でも、ウチにいるときは頸椎が曲がっていたこともあって『痛い、痛い』とよく昼寝したりはしてました」と語る。

 衝撃的な自殺を遂げたが、親族は意外にも冷静だった。西部さんはかねて独自の死生観を持ち「病院死は嫌だ」と家族に漏らし、著書にもその思いを遺していた。

「過去に喉頭がん、頸椎の病気で入院し『動いてはいけません』と言われたのが、すごく嫌だったようです。自分の最期についても本に書いていたのがすべてだと思います」(親族)

 昨年12月に発売された“最期の書”と帯に記された著書「保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱(びんらん)」で西部氏は<病院死を選びたくないと強く感じかつ考えている。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 19

  • 匿名さん 通報

    病院で生きたくてもかなわず、無念に死んでいく人もいるのに卑怯だと思います。自分の死を自分で選択することは自由ですが、「理想的な死に方」「自我を貫いた」的な取上げ方はおかしいと思います。

    14
  • 匿名さん 通報

    ただ高齢になるだけで老害だと罵倒され、自殺したら迷惑がられ。生きれば年金ドロボー扱い。

    14
  • 匿名さん 通報

    2018/01/22 20:02 別に誰にも迷惑掛けてないだろ。

    13
  • 匿名さん 通報

    MX TVさんも、いい番組を提供してくれてあんがとさん。

    11
  • 匿名さん 通報

    そういや、伊藤貫氏の収録で、来年もおいで下さいって言ってなかったね。

    4
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!