5月5、6日分の国内映画ランキング(全国週末興行成績、興行通信社提供)が7日に発表され、櫻井翔が主演した「ラプラスの魔女」は初登場で3位にランクインした。

 同作は、直木賞作家・東野圭吾氏のベストセラー小説を三池崇史監督が映画化したサスペンスミステリー。
櫻井、広瀬すず、福士蒼汰の3人が初共演した話題の映画だ。5月4日から全国の323スクリーンで公開され、土日の2日間で動員20万8000人、興収2億7800万円を記録した。

 公開から3日間では動員37万3000人、興収4億9500万円を記録。興収15億円超えも期待できる。好スタートを切ったように思えるが…。

 「ネット上の評価はかなり低く、劇場に足を運んだもののがっかりした、というファンが多かったようだ。
それも仕方ない話。東野作品と言えば、福山雅治が演じた湯川教授の『容疑者Xの献身』がファンの間で定着。福山に比べると、櫻井の演じた青江教授は威厳も貫禄も足りない。昨年の紅白の際もネット上で指摘されたが、このところ、櫻井は運動不足がたたってか顔がむくんでしまっている。ほかに、キーマンであるはずの広瀬がいきなりスクリーンに登場したり、福士は演技が大根だったり、ツッコミどころは満載だ」(映画ライター)

 昨年、嵐のほかのメンバーの主演映画が公開された。興行収入は以下の通りだ。


大野智 「忍びの国」 25・1億円
松本潤 「ナラタージュ」 12・8億円
二宮和也 「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」 11・8億円

 結果はこの通り。大野が他の2人にダブルスコアで圧勝している。

 櫻井の主演作は松本と二宮の成績を上回りそうだが、大野超えはかなり難しそうだ。