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打者復帰した大谷の二刀流再開はいつ? 大リーグの「肘治療」最新事情

2018年7月13日 07時00分

 右肘の靱帯を痛めた米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手が手術を回避し、まずは打者で復帰を果たした。だが投手としての復帰時期は未定で、予断を許さない状況が続く。


 肘関節で骨と骨をつなぐ靱帯の負傷は、投手につきものと言っていい。ヤンキース田中将大投手は2014年に右肘の靱帯損傷で長期離脱し、カブスのダルビッシュ有投手はレンジャーズ時代の2015年に右肘靱帯を再建する「トミー・ジョン手術」を受けている。


 大リーグの各球団はチームの浮沈を握る投手のけがに、どのように対処しているのか。一般的な手術や注射以外に、ドナーからの移植、人工素材を使った補強、リーグを挙げての予防法探しなどさまざまな策が講じられている。



■自分の血液成分を患部に注射する

 大谷は6月初旬にPRP注射という治療を受けた。大リーグ公式サイトによると、渡米前から右肘の内側側副靭帯に小さな損傷があり、昨年10月にも同じ治療を受けたという。PRPとは「platelet-rich plasma(血小板を豊富に含んだ血漿)」。患者から採った血液を分離し、血小板を多く含んだ血漿を抽出して患部に注射することで、治癒を早めるとされる。


 現在の球界では一般的な治療だが、自分の血液成分を患部に注射する治療法が報道によく登場するようになったのはここ5年ほどだ。


 2011年のシーズン後にアレックス・ロドリゲスヤンキース)がPRPに似た消炎治療をドイツで受けた際には、(ロドリゲスに薬物使用疑惑があったからでもあるが)ちょっとした騒ぎになった。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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