女優の沢尻エリカが7月16日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!3時間SP』(テレビ朝日系)に出演し、11年前の「別に」騒動を振り返った。この日の放送には、騒動の直前のテレビ番組で共演していた中山秀征タカアンドトシも出演しており、沢尻も当時を振り返り、「すいませんでした」と謝罪した。


 これを受け、ネット上では「もう11年も前なのか…」「いまだに蒸し返されてしまうのか」「当時はエリカ様とか呼ばれていたよな」といった反応が聞かれる。沢尻エリカの「別に…」騒動とはなんだったのか。あらためて振り返ってみたい。

 騒動の発端は、2007年9月29日に行われた映画『クローズド・ノート』初日舞台挨拶にはじまる。この日の舞台に沢尻は、ヒョウ柄のドレスに、ケバめのメイク、頭にサングラスをかぶせたギャルスタイルで登場。マスコミから思い入れのあるシーンを聞かれても、「特にないです」「別に」といったぶっきらぼうな答えを返すだけだった。


 このふてぶてしい態度に批判が殺到。10月2日には早くも公式ホームページで謝罪文を発表し、続けて『スーパーモーニング』(テレビ朝日系)に出演し涙ながらの謝罪を行った。だが、ネット上では「ウソ泣き」の演技ではないかと批判が生じ、彼女が書いたとされる過去の履歴書の特技に「早泣き」とあるのも話題となった。

 当時の彼女はハードスケジュールと取材攻勢で精神的に追い詰められており、あのような態度を取ってしまったと語っている。当時、彼女の年齢は21歳であっただけに、さまざまなプレッシャーがあったのは確かなのだろう。