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【映画コラム】男たちが間抜けに見えるところが肝心な『オーシャンズ8』

2018年8月11日 20時29分

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.,

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 緻密な計画を基に、それぞれのメンバーが得意技を駆使して強盗を行う犯罪チーム、オーシャンズの活躍を描いたシリーズをリブートした『オーシャンズ8』が公開された。

 今回は、リーダーのダニー(ジョージ・クルーニー)の妹デビー(サンドラ・ブロック)が新チームを結成し、総額1億5千万ドルの宝石を狙う。メンバーは全て女性で、対する男たちがみんな間抜けに見えるところが肝心。女性が強くなった今の時代に、出るべくして出てきた映画という感じもする。

 ドイツ育ちのブロックが、時に流ちょうなドイツ語を操りながら、貫禄十分のケイト・ブランシェットと共に、怪優ヘレナ・ボナム=カーター、天才ハッカー役のリアーナなどのメンバーを率いる。ターゲットはアン・ハサウェイ演じるハリウッド女優だ。こうした個性的なメンバーが集う、集団劇としての面白さは過去のシリーズを踏襲している。“つなぎ役”として、過去のシリーズでルーベン役を演じたエリオット・グールドがちらりと顔を見せるのも、ファンにとってはうれしいところだろう。

 また、メンバーの人数は、オリジナルの『オーシャンと十一人の仲間』(60)から始まっているのだが、11人ではどうしても個々のメンバーの描写や役柄に凸凹ができる。『七人の侍』(54)を監督した黒澤明は「集団を描くには7人がちょうどいい」と語っていたが、その意味では、今回のメンバーは7人で理想的。では、なぜタイトルが「~8」なのかは見てのお楽しみだ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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