ビデオリサーチ社が9月25日に発表した「テレビタレントイメージ2018年8月度調査」の男性タレント部門で、4位となった博多華丸・大吉。今年4月からはNHKの朝の情報番組『あさイチ』のキャスターを務めるなど、全国区のタレントとしてお茶の間から高い好感度を得ている。

しかし、一部の手芸人からの好感度は、必ずしも高くはないというのだ。お笑い関係者は語る。

「華丸さんは飲みに行くと、ちょっと面倒くさいところもありますが、若手芸人たちに優しくて慕われているようです。その一方で、大吉さんのほうが少々恐れられているというんですよ」

 柔和な雰囲気の大吉が恐れられるというのは、どういうことなのか?

「大吉さんは、真面目できちょうめんなところがあって、いろいろと細かい性格。もちろん後輩の遅刻など許さないし、少しでも礼儀がなっていないとチクチク注意をし始める。そして、何よりお笑いに対する思いが強すぎて、ダメ出しがキツいというウワサも」(同)

 コンビでは2014年の『THE MANZAI』(フジテレビ系)で優勝、ピンでも大喜利の『IPPONグランプリ』(同)や『ダイナマイト関西』で優勝している大吉。
華丸が優勝した『R-1ぐらんぷり』(同)のネタも、大吉が考えたものだという。

「ネタに対するこだわりがかなり強く、後輩芸人たちのネタもよくチェックしているようで、細かいところまで注意するそうです。さらには、飲みの席での会話の中でも大喜利的要素が入ってくるとのことで、大吉さんが期待していたような面白い回答が来ないと機嫌が悪くなってしまうのだとか」(前出関係者)

 お笑いに対し、あまりにストイックすぎるがゆえに、後輩から敬遠されているというわけだ。

「ただ、ちょっと気になるのが、ネタがあまり面白くない芸人に対してすごく冷たいところですね。たとえば、ライブ終わりで若手数人と飲みに行くときも、ネタがウケていた後輩とは楽しく話すのに、ウケていなかった後輩はほとんど無視してしまうようなこともあるみたいです。後輩にしてみれば、大吉さんからのアドバイスが欲しかったはずなのに、スベったから無視されるというのはちょっと気の毒ですね……」(同)

 面白くないと生き残れないのがお笑いの世界。
そういう意味では、大吉のシビアな姿勢は当たり前だが、冷たくされる後輩にしてみれば、たまったものではない?