アマチュア時代に輝かしい成績を収めた、勝みなみら“黄金世代”。その次世代として注目が集まるのが、現在高校3年生の“プラチナ世代”だ。
【写真】プラチナ世代の選手を写真で紹介!日本ジュニアの会場からお届け
プロトーナメントの「大東建託・いい部屋ネットレディス」で優勝争いを繰り広げた安田祐香を始め、現在アマチュアランク1位の西村優菜などが顔をそろえる同世代の選手たちが、「日本ジュニア」でも堂々の上位発進を決めた。
首位と1打差・2位発進を決めたのが、大会初優勝を狙う政田夢乃。「昨日の練習ラウンドで、8番でイーグルが出ていい流れで入れたのはありました」と5バーディ・ノーボギーの「66」の好ラウンド。昨年はトータル1アンダー・3位で最終日を迎えるも、最終日にスコアを崩して16位タイで終了。「今まで日本とつくタイトルを獲ったことがないので、今回は獲りたいです」と昨年の悔しさも相まって、意気込みも十分。本大会で優勝すれば、プロトーナメント公式戦の「日本女子オープン」への出場資格が得られることもあって思い入れも強くなる。
一方で、北海道出身の道産子は私生活ではマイペースと言われることが多いそう。「見た目どおりかな…。血液型はA型です。結構細かいですが、おおざっぱななところもあります。使い分けている、ということで(笑)。ゴルフは細かくです」と、明日は“細かい”政田で優勝に王手をかける。
政田と同じく昨年のリベンジがかかるのが、2アンダー・4位タイ発進を決めた西村。昨年大会では、1打差で優勝を逃して2位に終わった。予想最高気温が36度となった灼熱の試合でも、「寒いより、暑い方が全然いいです!夏生まれなので。最後はバーディ、バーディで終われたので、明日につながると思います」と、気温に負けずアツい勝負を繰り広げる。
そのほか、同世代では鬼塚貴理、岩?美紀(ともに2アンダー・4位タイ)、ナショナルチームとして活躍する佐渡山理莉、吉田優利(ともに1アンダー・11位タイ)が上位で初日を終了。期待の新世代・プラチナガールズによる優勝争いが期待できそうだ。
【関連ニュース】
■日本ジュニア女子の部 初日の順位
■日本ジュニア男子の部 初日の順位
■志田未来似!?プラチナ世代・安田祐香のフォトギャラリー
■黄金世代・小祝さくらのドレスアップ写真
■【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】“プロテストトップ合格”の称号はいる?いらない?