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告白! レディー・ガガ「線維筋痛症」~日本で放置される<痛み難民>の苦悩

2017年9月14日 15時50分 (2017年9月23日 12時47分 更新)

世界中を驚かせたガガ様の線維筋痛症(depositphotos.com)

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 がん対策基本法の制定以来、がんの患者さんに対しては、病気そのものの治療とは別に、痛みをコントロールすることの大切さが認識され、痛みに対して積極的な治療が実施されるようになってきました。

 痛みに苦しんでいるのはがん患者さんだけではないはずですが、その他の病気では、たとえ激しい痛みであったとしても痛みに対する治療は軽視されていると私は感じています。

痛いだけでは診てもらえない日本の病院

 そのため、とりわけ原因の特定できない痛み、いわゆる線維筋痛症やCRPS、脊髄損傷後の疼痛、重度の非特異的腰痛などの患者さんは、激痛に苦しみながらもわかってもらえず、どこへ行っても診てもらえないという言わば「痛み難民」となってしまう場合が少なくありません。(1)

 私の家内もそんな一人でした。

 家内は、15年前の交通事故により頸髄を損傷し手足などに重いマヒがあります。

 受傷後半年ころから痛みが出て、やがて身動きにも支障を来すほどになりました。医師に相談しましたが「気のせいでは?」「我慢するしかない。」との返事、「リハビリを怠ける口実。」とさえ言われました。精神的にも落ち込み、リハビリは進まず次第に引きこもりのような生活になっていきました。

 一年半後、友人の紹介で痛みに理解のある医師に出会えました。痛みへの積極的な治療や、痛みを考慮したリハビリ、共感的な理解による精神的な支えなどに救われました。

 この経験を新聞に投稿したところ、同じような痛みに苦しむ患者さんからの反響がありました。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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