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小林麻央さんの乳がんも見落とし!? 最新研究「40歳から毎年マンモグラフィ検診」推奨

2017年9月21日 17時00分

年1回のマンモグラフィ検査で乳がん死が減るのか?(depositphotos.com)

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  逆に、予後の悪いがんは大きなものが多く、進行のスピードが極めて早いため1~2年のうちに生死にかかわる段階へ進行する。そしてたいていは、患者自身が胸のしこりを見つけている。

 つまりマンモグラフィで発見するような「小さな乳がん」の多くは、もともと成長速度が遅く「たちの良い」もので、たとえ早期発見できなかったとしても根治が簡単だというのだ。

 論文共著者であるDonald R. Lannin氏は「小さながんの予後が良好なのは、早期発見したからだというのがこの100年の常識でした。しかしそれは重要ではなかった。小さながんの方が、治療効果が高いのは、そもそも特性が根本的に異なるからなのです」と述べている。

致死的ながんを判別できる検査法の開発を

 小林麻央さんは生前、人間ドッグの再検査で受けたマンモグラフィで、乳がんが見落とされてしまったことをブログに綴っている。

 そして検査をした病院に3カ月後に再来院するよう言われていたものの、多忙のあまり受診が遅れた。8カ月後、胸の硬いしこりに気づいた麻央さんが急いで受診すると、乳がんはすでに脇のリンパ節に転移していることが判明した......。

 もしかすると麻央さんを蝕んだがんは、きわめて進行が早い「たちの悪い」ものだったために、最初のマンモグラフィでは病巣を捉えきれなかったのかもしれない。

 そして仮にもっと早く、3カ月後に乳がんと診断され治療を始めていても、結果は大きくは変わらなかった可能性がある。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「小林麻央さんの乳がんも見落とし!? 最新研究「40歳から毎年マンモグラフィ検診」推奨」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    マンモグラフィだけではダメって、メディアでも散々取り上げていたはずだが。超音波検診も実施することによって、発見率が上がるとか言っていたはずだけど。

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