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10月は<乳がん月間> 検診と治療の新時代の幕開けか? 患者の5%が手術不要に!

2017年10月3日 15時00分 (2017年10月14日 07時47分 更新)

年間3000~5000人の国内の乳がん患者が手術不要に(depositphotos.com)

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乳がん患者の5%(およそ3000~5000人)の手術が不要に!

 さて、ピンクリボン運動を一気に盛り上げ、乳がんに悩む多くの女性たちを元気づける希望に満ちたニュースが2つある。

 国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の向井博文・乳腺・腫瘍内科医長らのグループは、乳がんのうち、手術が不要で完治するタイプの判定に役立つマーカー遺伝子を世界で初めて発見し、9月から効果検証に向けた臨床試験を開始した(2017年9月26日 読売新聞)。

 発表によれば、これまで乳がんに抗がん剤治療と放射線治療を行った後、乳房の切除手術をしなくても、がんが消失するかを判定する臨床試験を実施してきた。

 その結果、乳がんに特徴的なタンパク質「HER2」の発現があり、ホルモン療法が効かないホルモン陰性なら、半数以上の患者は、手術せずにがんが消失した。

 がんが消失したグループは、遺伝子「HSD17B4」が働かない事実が判明したことから、遺伝子「HSD17B4」は、手術が不要な乳がんを判定するマーカー遺伝子として有効である可能性が高い。

 今回の臨床試験は、乳がんに特徴的なタンパク質「HER2」が発現し、しかもホルモン療法が効かないホルモン陰性で、かつ離れた臓器に転移がない乳がん患者200人に限定して行われる予定だ。

 まず、約30の拠点病院で患者のがん細胞を採取し、遺伝子「HSD17B4」の働きを解析後、抗がん剤治療と放射線治療を行い、がんが消失しているかを手術で判定する。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    俺は、奥さん、両方無いけど…毎日のように愛してるよ。

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