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慢性片頭痛患者の30%以上が「気分障害」や「うつ病」を合併 しているとの報告

2017年12月14日 08時00分 (2017年12月21日 11時47分 更新)

「片頭痛」と「うつ病」と「自殺」には関連性がある(depositphotos.com)

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 「頭が痛い」という「ことわざ/慣用句」は、誰が言うでもな、皆さんも知らずに使っていると思います。その意味を調べると、辞書には「心配ごとや悩みごとで頭が痛くなる程に苦しむこと、心配などで思い悩む様子を意味する表現」と表現されています。

 この心配や悩みごとが積み重なり思い詰めると、「頭痛」だけでなく、学校や職場に行けなくなったり、勉学や仕事が手に着かなくなります。

 さらにこの状態を放置しておくと症状が悪化して眠れなくなり、「うつ病」と呼ばれる状態になります。うつ病は「自殺念慮(自殺したいと思うこと)」や「自殺企図(自殺未遂)」、そして最悪のケースでは「自殺」にいたってしまう場合があることが知られています(文献1)。

 先日この悩みごとにつけ込み、神奈川県座間市で凶悪な事件が起こりました。たった8月~10月の3ヵ月の間に、8人の若い女性と1人の男性の方が犠牲になりました。

 被害者のほとんどがツイッターに「自殺を望む書き込み」をして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の中の誰かに助けを求めていたということです。きっとこの方達は、何かに悩んでおられ、同時に頭痛症状もあったのではないかと思います。ということで、今回は、頭痛とうつ病についてお話したいと思います。

慢性片頭痛の患者の30~60%が「気分障害」や「うつ病」を合併

 片頭痛の中で最も「うつ病」と関係しているのは「慢性片頭痛」が有名です(片頭痛とは、月に15日以上の頻度で3ヵ月を越えて続く頭痛で、前兆のない片頭痛、あるいは前兆のある片頭痛の診断基準を満たすものを指す)。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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