0

マラソンランナーの「筋肉」は何色? ヒントは<赤身魚と白身魚の違い>にある!

2017年12月16日 08時00分 (2017年12月23日 13時47分 更新)

マラソンランナーの「筋肉」は何色?(depositphotos.com)

[拡大写真]

 12月5日、ハワイで開催される「ホノルルマラソン」が45周年を迎えた。1984年から日本航空(JAL)が協賛しており、正式大会名は「JALホノルルマラソン」。近年は、参加者の約半分を日本人ランナーが占めるそうだ。

 秋冬に入ると有名なマラソン大会が催される。私は病理医という職業柄、参加するランナーの「筋肉の色」が頭に浮かぶ。

 「ヒトの脂肪は『黄色い』が、ウシやブタの脂肪は『白い』。なぜだろう?」
 「大脳皮質が『灰白色』をしている理由は?」
 「骨格筋が『赤い』のはなぜ?」

 「臓器の色」は、手術執刀医や病理解剖医が病変の診断を下し、病気の状況を把握する上で極めて大切な情報となる。医学部の授業で、しばしば上記のような質問をするが、正確な答えが返ってくる確率は、残念ながら高いとは言えない。

 最後の質問に、次のような補足質問を、私はつい追加してしまう。

 「サンマ、アジ、タイなどの近海魚が白身なのに対して、カツオ、マグロなどの遠海性回遊魚が赤身なのはどうして? 白身の魚では、いわゆる血合いの部分だけがどうして赤いの?」

人体で「色のついた物質」の種類は限られている

 人体で「色のついた物質」の種類は限られている。カラダの元になるタンパク質にせよ、あまれば<太鼓腹>や<二重あご>をつくる脂肪にせよ、しょっぱい塩分にせよ、原則としてこれら物質は「白色(溶かせば無色)」である。

 髪の毛やほくろの「黒」は「メラニン」の色だし、赤血球の「赤」は「ヘモグロビン」による。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!