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なぜ「二日酔いの頭痛」に苦しめられるのか? アルコールと頭痛の関係

2017年12月17日 14時00分

アルコールと頭痛の関係とは?(depositphotos.com)

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 いよいよ忘年会シーズン本番になりました。年末年始は、忘年会やクリスマス会、新年会など、職場、友人、家族などと一緒にアルコールをよく飲む時期かと思います。そんな時に、ついつい飲み過ぎて、翌日朝に気分の悪く「二日酔いの頭痛」になるという方がいらっしゃいます。

 実は、アルコールに関連して起こる頭痛は2種類あると考えられます。1つは「アルコール誘発頭痛」と呼ばれる頭痛です。これはアルコール自体の毒性が頭痛を起こす場合です。2つめは、飲酒が契機となって「片頭痛」や「群発頭痛」を起こしてしまう場合です。特に赤ワインなどが、片頭痛を起こす原因となることは有名です。

 今回は、これらアルコールや飲酒にまつわる頭痛との関係を、お話をしたいと思います。

アルコール誘発頭痛の分類

 アルコールと頭痛の関係は、専門家の分類である「国際頭痛分類第3版(ICHD3β)」から見ると(注1)、どのように分類されているのでしょうか。国際頭痛分類では「8章:物質またはその離脱による頭痛」の細項目に詳しく記載がされています。この項目には、「8.1.4 アルコール誘発頭痛」の記載があり、その下位分類に、さらに2種類の分類があります。「8.1.4.1即時型アルコール誘発頭痛」はアルコールを摂取した後、即時から3時間以内に生じる頭痛です。この即時型アルコール誘発頭痛は遅延型に比べて、頻度はまれです。

 一方「8.1.4.2遅延型アルコール誘発頭痛」とは、忘年会シーズンになると多くの方が経験される、二日酔いによる頭痛と考えていただくとわかりやすいと思います。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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