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立命館大など、水銀ランプに置き換わる深紫外光源「MIPE」を開発

2013年2月12日 11時21分 (2013年2月24日 15時48分 更新)
立命館大学は2月6日、PIリサーチとの共同研究によりマイクロプラズマから引き出されて、高エネルギー状態になった電子が、AlGaN多重量子井戸を励起する際に深紫外光を出すという仕組みを用いた新しい発光の方法「マイクロプラズマ励起大面積高出力深紫外発光素子(MicroPlasma Excited Deep Ultraviolet Light Emitting Device:MIPE)」の開発に成功したと発表した。

成果は、立命館グローバルイノベーション研究機構(R-GIRO)の青柳克信 特別招聘教授と、PIリサーチの黒瀬範子・主任研究員らによるもの。

研究の詳細な内容は、1月31日付けで米国物理学会誌「Applied Physics Letters」電子版に掲載された。

深紫外光は、波長域200~350nmの光で、DNAとの相互作用が強く、インフルエンザウイルスやノロウイルスあるいはカンジタなどの真菌類の殺菌や無害化に有効であることが知られており、ウイルスや菌などの遺伝子の耐性化を伴わないクリーンな殺菌技術として水や動植物の殺菌、病院や家庭での空気殺菌や器具殺菌のほか、難分解物質の分解や化学物質の合成などへの応用、医療分野への応用といったように幅広い分野での利用が期待されている。

これまで、深紫外光を発生させるためには主に水銀ランプ(波長254nm)が用いられてきたが、波長が可変でないほか、寿命が短いなどの問題があった。

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