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ツクイと加藤電機、認知症高齢者の徘徊行動を検出するIoT型見守りシステム

2017年6月28日 12時01分 (2017年6月28日 15時40分 更新)
ツクイと加藤電機は6月27日、認知症行方不明者らの早期発見を目的として介護施設からの離設をいち早く検知し、離設方向が分かる、「指向性SANアンテナ」の検証が成功したと発表した。製品化に向けて、今夏より宮城県、新潟県内の事業所で初期導入検証を実施した後、今秋から一般販売を開始する予定だ。

警察庁発表による認知症徘徊者は4年連続で1万人を超え、2016年には1万5432人に上り、毎年増え続けている。こうした、認知症行方不明者らは自救能力が低く、短時間で捜索発見できない場合、生存率が急激に低下するいわゆる「72時間」の壁が立ちはだかっているという。

ツクイと加藤電機は今回、2016年7月から介護施設からの離脱が短時間で検出できる「GEOフェンス型SANアンテナ」の実証を終え、さらに離設方向の確認ができる見守りシステムの開発に成功した。

見守りシステムを利用することで、介護職員や患者家族らは、認知症高齢者の徘徊行動を素早く察知でき、行方不明者がどの方向に出て行ったのか確認できることから、SANレーダーを用いて短時間で捜索・発見ができるようになる。

同システムは、ツクイのデイサービス内や患者自宅に加藤電機が開発した「GEOフェンス型SANアンテナ」と、今回新たに開発した「指向性SANアンテナ」と表示システムを接続、設置するもの。

「GEOフェンス型SANアンテナ」は、SANタグの電波を常に検出しており、万一見守り対象者が設定見守りエリアの外に出た場合に短時間で施設からの離設を検出し、介護職員や家族らにメール配信をすることができる。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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