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IoTで国内栽培に向かない海外の果物・野菜を効率よく育成-システムの検証開始

2018年4月17日 11時06分 (2018年4月17日 15時00分 更新)
ケイ・オプティコムは、アクトウォーターフォーラムおよびシリアスと協力し、IoTを活用した農業育成の検証を開始したと発表した。この検証により、育成経験のない農作物であっても、誰でも簡単に育成できる促成栽培システムの実現を目指すという。

同検証は、大阪府八尾市の育苗棟にて、IoTシステムを活用してパイナップル釈迦頭(バンレイシ)やフィンガーライムなど台湾で生産されている農作物の育成を行うもの。現在、海外で人気が高い果物などは、日本の気候が栽培に適さないことや品質保持の難しさから、国内ではほとんど流通しておらず、その他農作物の栽培についても後継者不足という社会的な課題に直面している。ケイ・オプティコムは、農業とIoTを組み合わせることで、海外産の果物や野菜など、栽培ノウハウを保有していなくても農作物を育成できるシステムの開発を目指しており、同検証はその取り組みの第一弾となる。

同検証では、栽培する苗を育成に適した環境に保たれた育苗棟内で栽培し、温度、湿度、照度などの環境が苗の育成に与える影響を確認する。育苗棟内に設置したセンサーや通信機器などを活用して棟内の環境データをIoTで管理するだけでなく、電気的刺激や水中の溶存酸素濃度の調節により、収穫量をより多く、収穫時期をより早くする促成栽培を行う予定となっている。実施期間は4月16日~2019年3月末が予定されており、育成苗はパイナップル釈迦頭(バンレイシ)、フィンガーライム、バナナ、細目釈迦頭(バンレイシ)、太目釈迦頭(バンレイシ)、パパイヤ、バーベナ、ミニチュアドラゴン、マンゴーで、今後はジャックフルーツ、龍眼、マンゴスチン、ライチ、きゅうりメロンも育成予定となっている。
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