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未来の紅白歌合戦は、人工知能が作ったヒット曲だらけになる?

2015年12月21日 18時00分 (2015年12月22日 13時00分 更新)


コンピューターにヒット曲は書けるのか?

ロボット技術や人工知能の進歩により、数年後には多くの職業が失われるのでは?なんて話題をよく耳にします。

これまでアートなどの分野は不可侵と思われていた部分もありましたが、「まるで悪夢」と話題となったグーグルのDeep Neural Net Dreamsを見る限り、安全領域はないのかもしれません。

そして次は「音楽」です。

今回、自動作詞・作曲システムを使った番組が、NHK総合テレビ「データなび」で放送されます。「NHK紅白歌合戦」の過去65年で歌われてきた約3,000曲を最新技術で解析し、再構築することにより、1950~60年代、1970年代、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代それぞれの「平均的な曲」が生まれたのだとか。

使われたのは、明治大学教授・東京大学名誉教授の嵯峨山茂樹先生が開発した「Orpheus(オルフェウス)」。入力した歌詞に合わせて自動で作曲し、合成音声で出力してくれるシステムです。その仕組は、「言葉のイントネーション解析」によるもの。例えば、「橋」と「端」のように、イントネーションによって言葉の意味は大きく変わります。それは歌詞も同じ。歌詞の内容を正しく伝えるためには、歌詞のイントネーションに従ってメロディを作る必要があります。この言葉のイントネーションを元に、メロディが作りだされるというわけです。また、調や拍子の指定、伴奏楽器の選択など細かい設定が可能なため、ジャンルを問わない幅広い曲を生み出すことができます。ではオルフェウスを作って具体的にどうやって平均曲を作っていったのでしょうか?

「平均ソング」の作り方とは?


1. データ解析
立命館大学の樋口耕一准教授が開発したソフトウェア「KHコーダー」を使い、これまでの紅白で歌われた約3,000曲の全歌詞データを、データマイニング手法により解析。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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