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NASAの小惑星「プシケ」探査プロジェクト、スケジュールが繰り上げに

2017年5月29日 15時30分

NASAの太陽系内探査プロジェクト「ディスカバリー計画」で計画されているもの1つに、小惑星「プシケ(Psyche)」の調査ミッションがある(過去記事)。このミッションでは同名の探査機Psycheを打ち上げて調査を行うというものだが、当初2023年に予定されていたこの探査機の打ち上げが2022年に繰り上げられたようだ(Spaceflight Now)。

プシケは火星と木星の間の軌道を公転する小惑星で、その大部分がニッケルと鉄で構成されていると見られている。探査機Psycheの打ち上げ予定は2022年8月となり、2026年にはプシケ近傍に到達する計画だそうだ。2022年8月に打ち上げを行うことで、より低コストで早くプシケに到達できる軌道を利用できるというメリットがあるという。

プシケは金属が剥き出しになっているという非常に珍しい小惑星だと考えており、その調査により太陽系の形成に関する新たな知見が得られる可能性があるという。いっぽう、プシケは金属で構成されていることから「宝の山」で、そこから資源を持ち帰れることができれば世界経済が一変するという与太話もあるようだ。

なお、小惑星を「捕獲」して資源として利用するという計画は実際に存在するが(過去記事:NASA、現在の技術で捕獲可能な12の小惑星を選定)、プシケは直径253.16 kmと大きく捕獲対象にはなっていない。

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