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グーグルグラスが業務用に特化して復活

2017年8月20日 14時20分 (2017年9月16日 10時50分 更新)

 グーグルの親会社アルファベットは、2015年に一旦終了した「グーグルグラス」の継続プロジェクト「グラス エンタープライズエディション」を正式に発表した。グラス エンタープライズエディションは、製造、物流、フィールドサービス、ヘルスケアの業務分野を対象とした業務用ARヘッドセットとなる。


 初代グーグルグラスについては、画期的なプロジェクトだったもののプライバシーの問題がクリアできなかったことや、ソフトウェアの完成度が実用に耐えうるものに至らなかったことなどから市販化されないままプロジェクト終了となった。用途を業務用に特化した今回のエディションであれば、法に触れるカメラ撮影を気にする必要はないし、ソフトウェアについても業界の用途に即したものが開発できる。プロジェクト終了後もエンタープライズエディションによるグラスの活用は想定されており、グーグルは、ボーイングやDHL、GE、フォルクスワーゲンと共にプロトタイプの開発を進めてきたとのこと。すでにグラスを活用している企業も50社以上あり、16年にはテスラの製造工場でグラスが活用されていることが報じられている。


 グラスを活用することで、例えば製造業では、労働者が手を止めずにマニュアルを見られる。また部品番号のスキャンや次の手順の確認ができ、これらは音声コマンドにも対応している。労働者は両手が自由な状態で作業を進めながらすべての確認ができるため、特に複雑な工程を含む業務では生産性が大幅に上がることが期待される。

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