0

中国の鉄道駅で「顔認証システム」導入、駅の効率化と監視に期待

2017年10月18日 14時30分 (2017年10月20日 10時26分 更新)
中国の鉄道駅に、人工知能AI)を搭載した「顔認証システム」が普及しはじめている。今年初めウルムチ駅に設置されたのに続き、10月の国慶節を前後して、山東省・済南、湖南省・長沙などの都市の駅にも同システムが登場した。

長沙南駅では、9月30日から正式に顔認証改札システムの運用が開始されている。同システムは、AIが「第二世代身分証」(偽造防止のため非接触式ICカード技術を用いた新しい身分証)と切符、そして旅行者の顔を照合。問題がなければ、利用者が駅に入場できる仕組みだ。

同駅では現在、片側の改札口にのみ顔認証システムを導入しているが、まだ使用に慣れない利用客がほとんどだ。そのため、駅員が改札口の横に立ち、利用方法をアドバイスしている。顔認証システムに対しては、多くの利用客が好奇心を示しているそうで、利用頻度も上々とのこと。駅側は、人工知能の識別効率が高く、国慶節に急増した利用客に対応するうえで大きな効果を発揮していると説明している。

なお、顔認証システムを使えば、利用者はおよそ3~5秒で駅に入場することができるという評価だ。それまでは駅員が人力で確認を行ってきたが、その作業時間を大幅に短縮することに成功している。

ちなみに顔認証システムを通過する利用者は、必ず身分証明書と列車の切符をセットで所持しなければならないという。それらを提示し機械の前に立つと、システムが顔を照合して判断を行う。利用者はマスク、サングラス、帽子などを外す必要があり、また顔の部位を隠してはならない。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!