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全米の警察や政府機関がiPhoneロック解除ツールを導入?証拠確保の動きが拡大か

2018年4月16日 10時00分 (2018年4月17日 11時16分 更新)
全米の警察や連邦政府機関が、iPhoneのセキュリテイを突破してロック解除するツールを購入しているとのニュースが伝えられています。

米ニュースサイトMotherboardの調べによると、ロック解除に用いられるツールはGrayShift社の開発した「GrayKey」という製品。専門知識は必要なく、マシンにiPhoneを繋ぐだけ。約2時間~3日以上(6桁のパスコードの場合)かけてロックを解除し、少なくともiOS 11.2.5までは全てのデータ吸い出しができると報じられていました。動画を見る

FBIのクリストファー・レイ長官は、法執行機関が暗号化されたデバイス内に保存された証拠に「ますますアクセスできなくなっている」と述べていました。しかし公文書開示を通じて、全米の警察および連邦政府機関がロック解除ツールを購入していることが判明しつつあります。

Motherboardのレポートによれば、メリーランドやインディアナ州などの地方警察については、GrayKey購入を記録した文書が発見。インディアナ州警察もGrayshift社との取引が確認され、米国務省もすでにGrayKeyを購入済みとされています。

GrayKeyには2つのバージョンが用意され、一つは15000ドルと安価な代わりにオンライン接続が必要で、300回のロック解除ができるもの。もう一つは30000ドルで解除回数に制限がないタイプですが、いずれにしても2015年11月にテキサス州で起きた銃乱射事件につき、FBIがハッカーに支払ったとされる1台100万ドル近い報酬より安価には違いありません。
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