0

暗号通貨に対する「Block withholding attack」が初めて確認される

2018年5月18日 17時15分
あるAnonymous Coward曰く、

ブロックチェーンを用いる仮想通貨(暗号通貨)に対し攻撃を行える「Block withholding attack」もしくは「Selfish Mining」と呼ばれる手法がかねてより指摘されていたが、5月15日に仮想通貨「モナコイン」に対して実際にこの攻撃が行われ、ある取引所が1,000万円近い被害を出したことが報告されている(ITmedia/Junya Hirano.com)。

「Block withholding attack」は暗号通貨の「採掘したブロックが衝突(コンフリクト)した場合にチェーンが長い方を正とする」という仕様をついた攻撃手法。攻撃者は強力なマシンを用いてローカルに未公開かつ長いブロックチェーンを貯めこみ、タイミングを図ってこれを公開することで、それまで正とされていたブロックチェーンを無効化するという。攻撃者は無効化前に取引所でコインを換金することで利益を得たようだ。

被害金額自体はコインチェック事件などに比べて大きなものではないが、この手法は理論上、同じ仕組みを採用しているすべての暗号通貨に適用されうるという事で、暗号通貨界隈では警戒感が広がっているようである。

スラドのコメントを読む |スラドにコメントを書く | セキュリティセクション | 犯罪 | セキュリティ | お金

関連ストーリー:
コインチェックの仮想通貨流出事件、犯人らによる偽アカウントは同社社員と半年以上前から交流を持っていた 2018年05月15日
仮想通貨取引所Zaif、不具合によって0円で大量のビットコインを購入できる状況が発生 2018年02月21日
暗号通貨に対する初の信用格付け結果が発表される 2018年02月03日

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!