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空港グランドスタッフの無線機で交わされる会話

2018年7月21日 07時05分

空港の出発ゲートなどで無線機を持った女性のグランドスタッフを見たことがあるはず。登場カウンターに無線機が置かれているのも見かけたことがあるでしょう。はたして、この無線機ではどのような会話が交わされているのでしょうか。エアーバンドとちょっと違う空港内業務連絡波について見ていきます。


グランドスタッフが使う業務無線

搭乗カウンターにいる女性スタッフや駐機場にいるグランドスタッフたちも、無線機を使っています。交信相手は自社のスタッフですが、エアーバンドのカンパニーラジオではありません。

エアーバンドの中には、航空会社とパイロットが交信する周波数があります。それはカンパニーラジオと呼ばれる無線で、カンパニーの名の通り、航空会社に割当てられた自社専用の周端数です。

一方、空港グランドスタッフが使用しいているのは空港内業務連絡波と呼ばれる業務無線。エアーバンドとの最大の違いは電波型式。エアーバンドはAMモードですが、空港内業務連絡波はFMモードやデジタルモードを使っています。周波数も違うので、パイロットとは交信できません。


グランドスタッフの交信は日本語

空港内業務連絡波は、乗客の案内や駐機場での作業を円滑にするための通信手段。エアーバンドは英語が基本ですが、グランドスタッフの交信は日本語で行われます。聞こえてくるのは、出発時刻が迫っているのに搭乗していないお客さんの捜索の様子などです。

このほか、航空機への荷物の積み卸し、給油の様子などといった、航空機の運航を支えているスタッフたちの仕事ぶりなども交わされています。エアーバンドとは違う緊張感がある無線です。

発着便の少ない空港は管制の交信も少なくなるので、管制波と一緒に空港内業務連絡波を受信すれば、聞こえてくる交信はかなり増えます。空港周辺でなければ受信できない無線なので、空港に出向いた時は受信にチャレンジしてみて下さい。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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