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東大、持ち運び可能なロッド型触覚デバイスを開発 VRなどで活用へ

2018年8月10日 17時30分

東京大学は科学技術振興機構(JST)の支援を受け、持ち運び可能なロッド(棒)状の触覚デバイス「LevioPole(レビオポール)」を開発しました。取り付けられたプロペラにより、触覚を再現します。「LevioPole」は可動範囲の広いデバイスで、VR/ARコンテンツでの触覚提示などへの活用が期待されます。

プロペラを制御して触覚提示

従来の触覚デバイスは、装置を地面などに固定する「設置型」と、使用者に取り付ける「非設置型」の2種類に大きく分類されます。非設置型は可動範囲が広いため、全身運動に連動したコンテンツに使用可能です。一方で、非設置型はデバイスのサイズや出力が制限され、提示できる触覚には限界がありました。

今回開発したデバイス「LevioPole」は、全身を用いたインタラクションで、新しい方法で空中での触覚提示を実現します。全長約1メートルのロッド状のデバイスは、両端にマルチローターを取り付け、プロペラにより推力を発生させます。それぞれのプロペラを個別に制御、様々な方向への力を生成し、持っている人に触覚を提示することが可能です。また、各プロペラの出力を短時間に個別制御することで、特徴的な触覚パターンを提示することもできます。

その他の特徴として、(1)棒状の単純な形は、持ち方や動かし方などを直感的に理解しやすい(2)ローター可動部には直接触れないため安全(3)様々な触覚パターンを本デバイスのみで提示できる、といった利点があります。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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