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「孫活」で高まる子供のがん発症リスク、英研究が指摘

2017年12月17日 10時00分 (2017年12月19日 06時46分 更新)
断っておくが、これは義理の両親を家から追い出す言い訳になるものとして発表された研究結果ではない。米科学誌プロスワンに先ごろ掲載された論文によると、祖父母と一緒に過ごす時間があった子供の方が、後にがんを発症するリスクが高いことが分かった。

英スコットランドのグラスゴー大学とエジンバラ大学、スターリング大学と英国民保健サービス(NHS)の研究者らは共同で、入手可能な過去の研究結果を全て見直し、分析(システマティック・レビュー)を行った。その結果、祖父母たちに見られる一般的な行動の多くが、孫の健康には良くないことが確認された。さらに、祖父母のそうした行動の多くは、孫の親たちとの力関係にも関連があると見られることも分かった。

祖父母たちには、孫の関心をより強く自分たちの方に引きつけ、愛情を得たいという気持ちがあるのかもしれない。そのために、次のようなことをしてしまうのだと指摘される。

・食べ物を与えすぎる
・健康に悪い食べ物を与える
・テレビなどを長時間見ていること、動かずにいることを許す

親が子供に認めない行動を許してあげることは、孫からの感謝や愛情を獲得するための簡単な方法だ。また、祖父母たちは自分の子供には厳しくしすぎたとの気持ちから、孫には余計に甘くなってしまうのかもしれない。

一方、祖父母の日常的な習慣が、孫に悪影響を与える場合もある。喫煙がその一つだ。喫煙する祖父母のそばにいれば、孫には受動喫煙のリスクがある。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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