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[注目トピックス 市況・概況]「王国」崩壊でランド高の可能性もあるか【フィスコ・コラム】

2018年1月14日 11時26分 (2018年1月23日 21時15分 更新)
*11:26JST 「王国」崩壊でランド高の可能性もあるか【フィスコ・コラム】
南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)の党首選で、ズマ政権の「終わりの始まり」が鮮明になりました。今後は来年の総選挙に向け、ラマポーザ新党首の基盤固めが注目されます。新政権への期待から通貨ランドは上昇基調に振れましたが、2018年はどのようなチャートを描くでしょうか。


昨年12月のANCの党大会のなかで行われた党首選は、2009年に就任したズマ大統領が3選禁止の規定で出馬できず、ズマ氏の元妻であるドラミニ・ズマ前アフリカ連合(AU)委員長(68歳)とズマ路線脱却を掲げるラマポーザ副大統領(65歳)による事実上の一騎打ちとなりました。その結果、ラマポーザ氏は2440票を獲得して2261票のドラミニ氏を下し、次の大統領候補に選出されました。


投票結果が好感され、ランドは対ドルで13.50ランド台から12.50ランド台まで約7%も上昇。ラマポーザ氏が大統領に就任するには、2年後の下院選(400議席)を待たなければなりませんが、金融市場は国内の閉塞感を打ち破る材料と受け止めました。実際、ズマ政権では汚職が蔓延したほか、財政赤字の拡大で経済は停滞。大手格付け会社の格下げでマネーが流出するという負のスパイラルに陥っています。


ネルソン・マンデラ氏による黒人解放運動で国民政党としての地歩を固めたANCですが、2014年の議会選では、ズマ氏の汚職疑惑が響き249議席と、前回2009年から25議席も減らしており、対照的に反ズマを掲げた野党が躍進しました。
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