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強みは「コミュニケーション」 LINE Payのモバイル決済戦略を聞く

2018年2月14日 06時00分 (2018年2月15日 21時13分 更新)

「LINE Pay」の仕組み。銀行口座やLAWSONなどでチャージして、決済や送金などで使う

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 日本に「アプリ決済」の市場が広がっている。アプリ決済とは、スマートフォン上のアプリを通じて決済を行う仕組みだ。NFCやFeliCaを使った決済手段とは異なり、あくまでアプリ上でアカウント情報を参照し、店舗やユーザー同士で通信を行うことで送金や決済を行う。相互通信は、オンライン上で相手を指定する、またはQRコードを使って対面のユーザー同士で直接やりとりを行うことで成立する。複数の手段が用意されている点が特徴といえるだろう。

 アプリ決済でおそらく現在世界的に一番知名度が高いのは「Alipay(支付宝)」や「WeChat Pay(微信支付)」だが、先日紹介した「楽天ペイ」もその仲間となる。そして今回、メッセージングサービスで多くのユーザーを獲得している「LINE」のプラットフォーム上で、決済や金融方面の強化を進める「LINE Pay」の戦略について、同事業を率いるLINE Pay取締役COOの長福久弘氏に話を聞いた。

●決済はコアなユーザー同士のコミュニケーション

 昨今のトレンドとして「アプリ決済」のカテゴリーに含まれることの多いLINE Payだが、もともとはWeb決済から始まったサービスだ。後にJCBとの提携でLINE Payカードを発行し、リアルな店舗を含めた「カード決済」の分野に進出した。

 LINE Payカードのメリットの1つは、従来ならクレジットカードの取得が難しい若年層にカード決済の裾野を広げた点にある。
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