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「片平里菜の物語はここからだ。」 大盛況のワンマン2デイズをレポート

2018年8月10日 16時00分

撮影/古溪 一道

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「閃光ライオット」から飛び出し、2013年にアジカン山田のプロデュースでシーンに登場、そこからすぐにメジャーデビュー。これが片平里菜のよく知られたシンデレラストーリーである。アコギ弾き語りとバンド編成を使い分けるスタイルと、透明感のある歌声、自然体の笑顔。長い髪をふわふわさせながら等身大の気持ちを歌にする女性シンガーソングライター、なのだと思っていた。

事実、彼女は女の子の等身大を歌っていた。振り回されてしまう恋愛。傍にいるのに寂しくなる瞬間。背伸びしても憧れに届かないもどかしさ。あとは、華奢に見えて実は男よりタフなことを自覚していたり、奴らが勝手に抱くイメージに<私はそんな甘い子じゃない>と突っぱねる気の強さがあったり、時には<くたばれって吐き捨てて>しまう瞬間があるところも……。

え、そんなことまで歌ってんの? と耳を疑う瞬間が多数。言葉だけを書き出せば概ねパンクである。でも目の前にいる彼女は、派手なメイクをするわけでも汗を撒き散らして叫んでいるわけでもない。素でそういうことを歌にして、歌い終えると静かにはにかんでいるのだ。普段は口にすると角が立つことも歌でならはっきり言えますから、と思っているみたいに。

片平里菜が所属事務所を離れたと発表があったのは6月に入ってすぐのことだ。中には「このまま活動休止?」と考える人もいただろう。今回のクアトロ2デイズは、ネットではなく直接ファンに伝えるために急遽決定したライブである。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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