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「ナーオーキ!ナーオーキ!」松田選手の告別式で響いた応援歌

2011年8月9日 19時39分 (2011年8月11日 18時29分 更新)

 急性心筋梗塞(こうそく)で急逝した元サッカー日本代表の松田直樹選手(34)の告別式が2011年8月9日、生まれ育った群馬県桐生市の斎場で営まれた。元日本代表の中田英寿さんらサッカー関係者のほか、1300人以上のファンが弔問に訪れ、最後の別れを惜しんだ。強い日差しが照りつける中、ファンは松田選手に最後の言葉を投げかけるために長蛇の列を作った。

 栃木県矢板市から駆けつけた永井美智子さんは10年前から松田選手のファンだったという。松田選手の死について「受け止められない」としながらも、「サッカー界を見守っていてほしい」と述べ、嗚咽を漏らした。神奈川県横浜市から来た横浜F・マリノスのサポーターの伊藤ルミさんは「どんどん前に進む、魂のこもったプレイスタイルが好きだった」と松田選手の勇姿を振り返った。

 神奈川県逗子市の小針奈津美さんは「伝説になった。最高のプレイヤー」と松田選手を評し、マリノス時代から11年間ファンだという鈴木智子さんは、「『ありがとう』しか言えることがない」と言葉を詰まらせた。

 告別式の終わりには喪主である松田選手の母・正恵さんが、参列者に対してあいさつの言葉を述べた。「本当に直樹を助けていただきまして、ありがとうございました」と頭を下げると、その様子を見守っていたファンからすすり泣く声が漏れた。正恵さんのあいさつが終わると、松田選手の応援歌が突如として湧きあがった。「ナーオーキ!ナーオーキ!」。サポーターの声と手拍子が蝉しぐれをかき消した。

三好尚紀

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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