0

【研究結果】感情は体の中をこう変える / 感情と体の相関関係を示した図が話題

2014年1月24日 14時00分 (2014年4月28日 23時54分 更新)
緊張すると顔が赤くなったり、イヤなことを前にすると胃が痛くなったりするのは、よく考えれば不思議なもの。しかし、感情による体の変化の中で、私たちが認識できるのはごく一部だという。気付いていないだけで、私たちの体内では、感情ごとにさまざまな変化が起きているらしい。

そんな感情と体の相関関係を調査した研究が、話題になっている。そして、研究結果を端的に示した図が、非常に面白いのだ。

・体のパーツごとに記録
フィンランド人の研究チームが、フィンランド人と台湾人の合計773人の参加者を対象に、「怒り、恐怖、幸福などの感情は、体のどのパーツに影響を与えるのか?」について調査した。

参加者はまず、映画などを見せられる。感情に変化がおきたところで、コンピュータ処理により体の各パーツの状態を記録。それをシルエットで表示したのが上の図だ。

左上から順に「怒り」「恐怖」「嫌悪」「幸福」「悲しみ」「驚き」「自然な状態」。左下からは「不安」「愛情」「憂鬱」「軽蔑」「誇らしさ」「恥」「嫉妬」と並んでいる。体内で感覚が高ぶっているパーツはまず赤、さらに強まると黄色に。一方、感覚がくすんでいるところは青で示されている。

図を見ると、体内の感覚が最も高ぶっているのが幸福の状態。一方、憂鬱な時には、体中の感覚が低下しているといえそうだ。また、幸福と愛情の状態が似ている点や、恐怖と嫌悪に類似性が見られる点なども面白い。

・体は全部知っている
また、研究者によると、ほとんどの感情は、体に何らかの影響を与えるらしい。つまり、私たちが認識していない感情でも、体は常に感情を把握し、何らかの変化を起こしているというのだ。

・文化の違いは関係なし
また、先述の通り、この実験はフィンランド人と台湾人の間で行われている。当然ながら、それぞれの文化は全く異なる。しかし、実験の結果は、どちらも似たようなものに。感情が体に与える影響に、文化的な差異は見られなかった。

これらの調査結果は、どれも深い。表を見ているだけで、いろいろと考えさせられてしまう。

参照元:THE VERGE(英語)
執筆:和才雄一郎

画像をもっと見る

●関連記事

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!