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ヒッチハイクしたら車に乗せてくれたのは大統領!! 「世界一貧しい」と言われる大統領は気さくなオジちゃんだった!

2015年2月4日 09時00分 (2015年2月5日 08時57分 更新)
日本でヒッチハイクする人はほとんどいないようだが、ひと昔ほどではないとはいえ、海外ではたまにヒッチハイクする人を見かける。筆者はヒッチハイクしたこともハイカーを乗せたこともないが、する側も乗せる側も相手がどんな人物か分からないので、危険な行為であることは間違いない。

そんななか、ある男性がヒッチハイクをしたところ、なんと一国の大統領が車に乗せてくれたというのである!! この “世界一貧しく謙虚” と呼ばれる大統領について紹介したいと思う。彼の人生観からは、何か学べるものがあるはずだ。

・ヒッチハイクしたら車に乗せてくれたのは……?
ウルグアイに住んでいるジェラルド・アコスタさんが、ファン L ラカセ近郊にある職場からの帰りにヒッチハイクしていた時のこと。数台の車が通り過ぎた後、やっと1987年型フォルクスワーゲン・ビートルが止まってくれた。

・大統領がヒッチハイカーをピックアップ
そして彼が車の中に入ると、すぐに車内にいる女性が上院議員のルシア・トポランスキー氏であることに気づいた。そう! 車を運転していたのは、なんと彼女の夫ホセ・ムヒカ大統領だったのである!! 

ほとんどの車が止まってくれなかったのに、大統領が自分を拾ってくれたことが信じられなかったというジェラルドさん。道中、大統領とルシア夫人の写真まで撮らせてもらった彼は、車を降りる時にひたすら感謝の言葉を述べたそうだ。

・世界一謙虚な大統領
それもそのはず。ムヒカ大統領は、“世界一謙虚な大統領” との異名を持つほど、気さくで謙虚な大統領として有名なのだ。大統領の給料1万2000ドル(約140万円)の90パーセントを、ホームレスを救う慈善団体に寄付しているムヒカ氏。そのため、彼の月収は775ドル(約9万円)ほどにしかならず、これはウルグアイ人の平均収入と変わらない額である。

・家には水道も通っていない!!
“世界一貧しい大統領” とも呼ばれている彼は、国が用意した豪華な大統領邸の代わりに、妻と二人で小さな農場にひっそりと暮らしている。彼の家で大統領の警護に当たるのは、警官二人と3本脚の飼い犬マニュエラのみ。しかも水道が通っていないため、井戸水を使用しているというのだ。

・大統領の人生観が素晴らしい!
1960年代から70年代にかけてゲリラ組織 “ツパマロス” に属していた大統領は、6回被弾し14年間投獄されてた経歴を持つ。獄中で自分の人生観が形作られたという彼は、「世界一貧しい大統領と呼ばれていますが、自分のことを貧しいとは思いません。貧しい人とは、豪華な暮らしを保つためだけに働き、次から次へと物を欲しがる人のことを言うのです」と語っている。

ライフスタイルに限らず、ヒッチハイクしている一般人を放っておけないとは、彼の人柄を大いに物語っているのではないだろうか。物質主義が当たり前となった先進国に住んでいると、精神的な豊かさを忘れがちになってしまう。筆者は、大統領の人生観にガツンとやられてしまった気分だ。

参照元:Twitter @@ObservadorUYMETROBBCFOX NEWS Latino(英語)、El Observador(スペイン語)

執筆:Nekolas
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