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【新学期突入】映画『男はつらいよ』で寅さんが語った「勉強する理由」と「生きていく意味」

2015年9月1日 20時45分 (2015年9月2日 20時27分 更新)

本日は9月1日! 学生諸君はパラダイスな夏休みから一転、現実と向き合わなければならないツラい1日だろう。わかるわかるよ、その気持ち。筆者のようなおっさんでも、かつて何度も味わいました……。ツラいよNEEEEEEEE?

それはさておき、では人間は何のために勉強し、何のために生きていくのだろう? ハッキリした答えは出せないが、映画『男はつらいよ』にそのヒントが隠されているのでご紹介したい。学生さんだけではなく、親御さんも必見だぞ!

・「男はつらいよ」とは
まずは『男はつらいよ』のおさらいをしよう。『男はつらいよ』は、山田洋次監督、主演は渥美清(あつみ きよし)さん演じる「寅さん」が主人公の下町人情コメディ映画である。全48作から成り、『一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ』として、ギネス認定もされている名作中の名作だ。

以前の記事でもご紹介した通り、寅さんの何気ないセリフは名言だらけで、『名言日めくりカレンダー』にもなっている。今回は「勉強しなきゃいけない理由」と「生きていく意味」に絞ってご紹介したい。

・寅さんが語った「勉強しなきゃいけない理由」
まずは「勉強しなきゃいけない理由」について。これは第40作『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』の中で披露された名言だ。吉岡秀隆演じる、甥っ子の満男に「何のために勉強するのかな?」と問われた寅さんは、こう返している。

「人間、長い間生きてりゃいろんな事にぶつかるだろう。そんな時、俺みてえに勉強してないヤツは、振ったサイコロの出た目で決めるとか、その時の気分で決めるよりしょうがない。

ところが、勉強したヤツは自分の頭で、きちんと筋道を立てて、“はて、こういう時はどうしたらいいかな?” と考える事が出来るんだ。だからみんな大学行くんじゃないか、そうだろう」

(上記映画から書き起こし)

学がなく、フーテンとして過ごしている寅さんだからこそ言えるセリフで、「なるほど」と頷かざるを得ない。つまり「何かにぶつかったとき、それを打開するための “考える力” を養うために勉強する」と寅さんは言っているのだ。

・寅さんなりの「生きていく意味」について
次に「生きていく意味」について。こちらは第39作『男はつらいよ 寅次郎物語』の中で、同じく甥の満男に「伯父さん、人間は何のために生きてんのかな?」 と聞かれたときのセリフだ。

「何というかな、“あぁ、生まれて来て良かったな” って思う事が何べんかあるじゃない。そのために生きてんじゃねえか? そのうちお前にも、そういう時が来るよ。まあ、がんばれ」

(上記映画から書き起こし)

小難しいことは言わず、嫌なことに目を向けず、「生まれてきて良かったと思える、その一瞬のために人間は生きているんじゃないか?」という寅さん。これも明確な答えは出せないが、力強い説得力が確かにある。

・今見ても最高
先述したように、『男はつらいよ』は名作中の名作である。今見ても少しも色あせることはないから、興味がある人はぜひ一度見てもらいたい。

筆者は5年ほど前から見始めたのだが、思春期に『男はつらいよ』と出会ったら、確実に的屋になっていただろう。それくらい男としてカッコE! 新学期が始まり、「勉強する理由」と「生きていく意味」について悩める学生さんたちのヒントになれば幸いだ。

参考リンク:男はつらいよ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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