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家族写真家に聞く「パパだからこそ撮れる良い写真の秘訣」とは?

2017年2月17日 22時00分 (2017年3月1日 13時03分 更新)

結婚から出産まで、家族の写真撮影をライフワークにしている写真家・古田晃広さんに、パパが簡単に撮れるオシャレ家族写真の秘訣を聞いた。

結婚から出産まで、家族を撮り続ける写真家・古田晃広さん
スマホやデジカメで手軽に写真が撮れるようになった昨今だが、やはり、思い出に残る瑞々しい家族写真を撮るのは難しい。素人でも、素敵でオシャレな写真を撮る方法はないものか? 

そんな時に出会った、Instagramで自身の家族写真を発表し、「家族写真の出張撮影」も行っている写真家・古田晃広さんのこの言葉は、ハッとするものがあった。

「パパだからこそ、素敵な写真が撮れるんです」

海外での写真賞の受賞暦もある写真家・古田晃広さんが心がける「良い写真を撮るための秘訣」とは一体何だろう?

秘訣その① 自然体に勝るポーズはない
写真を撮る時、つい「撮るよこっち向いて、笑って」なんて言ってないだろうか? 被写体となる家族も、つられて一生懸命ポーズを取ってしまったり。

そんな時、撮る方も実は力が入ってしまっている。しかし、古田さんは言う。

「撮る人がまずリラックスして、笑顔でいることが一番です」


実は、「いい家族写真を撮る秘訣」は、この「家族だからこそ引き出せる自然体の写真を撮る」という一点に尽きると言っても過言ではない。

「カメラ目線でなければいけない、なんてルールはありません」
むしろ、カメラ以外に気を取られている時こそシャッターチャンス。まず、自分が気負わずにリラックスして、家族が一番リラックスする瞬間を狙うのがコツ。

家族にとって、パパ以上に安心できるカメラマンはいないのだから。

秘訣その② いつもの場所で、いつもの日常を

「写真を撮る」と言うと、特別な日に特別な場所で、なんて思ってしまうかもしれない。しかし、家や近所などいつもの場所での、何気ない日常こそが最も狙い目だ。

こんな無防備な時に、そっと忍び寄ってシャッターを切れるのもパパならではの特権だろう。ワンコに気づかれても、パパだったら吠えられたり逃げられたりする心配もない。

秘訣その③ 可愛い小道具を使ってみる
しかし、カメラを向けられるとつい気になってしまうもの。パパとは言っても、カメラを向けられると緊張したりぎこちなくなってしまうのは仕方ない。

そんな時に有効なのが、被写体がカメラよりも興味を持つ可愛い小道具。ふと、小道具に気を取られた瞬間に自然な表情が生まれる。もちろん、絵に彩りを添える効果も抜群だ。

秘訣その④ 露出+1、光のマジック
ここまでは、どちらかと言うと「心構え」に近いアドバイスだったが、ここからは、誰でもできる、写真を1ランク、オシャレにするプロの技をご紹介。

古田さんの写真の特徴は、なんと言っても透明感溢れる光の演出だ。これをなんとか再現したい、と思って聞いてみた。

「カメラの露出設定を標準より1つ上げてみてください」
もしも、一眼レフや高機能なデジカメをお持ちだったら、撮影する前に「露出」の設定を1つだけ上げてみる。

「露出」とは、写真を撮影する際に取り込む光の量のことを言います。この設定を1段階だけ上げてみよう。

すると、一気に光に包まれた温かな家族の姿が見えてくる。スマホの場合は、比較的暗い部分を指でタッチするだけでOKだ。

秘訣その⑤ 背景はシンプル・イズ・ザ・ベスト
最後に、古田さんが1つだけ気を付けて欲しい点は、「人物より先にまず背景をチェックしよう」とのことだ。

「電柱、看板、床に転がっている物などは全部外します」
背景がシンプルで雑多な物が映り込んでいないだけで、自然と被写体が主人公になり、普段見えていなかった細やかな表情までもが目に飛び込んでくる。


どうだろう、何だか明日から自分でもオシャレ家族写真を撮れそうな気がしてきたのではないだろうか?

ほんのちょっとした心構えと注意点に気をつけるだけで、いつもの家族写真がグッと素敵になる。

筆者も久しぶりに、デジカメ片手に家族と散歩に出てみたいと思った。

掲載提供:古田晃広さん

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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