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【衝撃】『ちゃお』の付録にまつわる秘密や噂

2018年6月14日 07時00分
小学館が発行している月刊少女マンガ雑誌の『ちゃお』。1977年に創刊され、ターゲットとする女子の年齢層は変化しながらも、40年以上に渡って人気を維持してきました。

■近年の付録がスゴいらしい

近年、マンガ雑誌は売れない時代と言われていて、たくさんの雑誌が廃刊を余儀なくされてきました。そんな中、『ちゃお』は安定して50万部前後の発行部数をキープしています。それは根強いファンが多いことはもちろん、斬新で画期的な付録が注目されているからと言われているのです。



■『ちゃお』の付録について調べてみた!

そこで今回は『ちゃお』の付録の歴史や、こだわり、秘密の話や裏話などを徹底的に調査してみました。驚きの情報が並ぶ珠玉のトリビア7連発をお楽しみください!

■1. 本格ATM型貯金箱が付録になった

2015年12月発売の『ちゃお』1月号では、ATM型貯金箱が付録になりました。中身はプラスチックでできた組み立て式の貯金箱。「Ciao HAPPY BANK」と書かれた手のひらサイズの貯金箱なのですが、一度コインを入れると、カードを入れて暗証番号を入力しないと取り出せない仕組みになっているという本格仕様。

ちゃお編集部によると、懸賞コーナーでATM型の貯金箱は人気があり、7年連続で人気No.1だったことから付録として打ち出すことに決めたのだそうです。

■2. 掃除ロボットも付録になった

2017年4月号の付録では、なんと掃除ロボット「プリちぃおそうじロボCH-01」が付録になりました。これは『ちゃお』で連載中のマンガ、『プリプリちぃちゃん!!』の主人公・地底人ちぃちゃんをモチーフにした卓上用お掃除ロボ。机の上の消しゴムカスを掃除してくれるというものなのですが、なんと障害物や段差を発見すると自動で方向転換して机から落ちないようにするのです。

もちろん掃除ロボットが少女マンガ誌の付録になるのは史上初。『ちゃお』の価格580円の付録と考えると信じられないクオリティです。開発には1年を要し、クオリティと価格を徹底調整して完成に至ったのですが、発売当時は子どもたちよりも両親が興奮していたのだとか。



■3. 人気付録「まんが家セット」が豪華

2013年から始まった『ちゃお』の付録の定番「まんが家セットシリーズ」。2014年には豪華なトレース台がついたことでプラモデルやフィギュア撮影にも使えると話題になりました。さらに2015年12月にはエアブラシのように使えるペンも付録になり、マンガ好きな女の子たちの英才教育を着々と進められているようです。

まんが家セットは年々豪華になっていて、2018年4月号の「超ゴーカ! ハイスペックまんが家セット!!」では「ペンケースつきライトボックス」や「プロフェッショナルコミックペン」など、さらに進化したアイテムが登場。ペンは大人気マンガ『12歳。』のまいた菜穂先生が監修しています。さらにYouTubeで使い方動画も配信していて、2018年6月現在で1万2千回以上の再生回数になっています。

■4. 親に買ってもらえない物を付録にする

『ちゃお』の付録には、親に買ってもらえる物を採用しないというモットーがあるそうです。2001年までは、付録にできる材質は紙製品のみという制限がありました。

しかし現在ではその制限がなくなったため、以前の付録の定番だったシール、レターセットなどだけでなく、斬新なものが採用されるように。そして、現在では付録そのものが売上を左右するほどになりました。小学生の女の子が欲しいとお願いしても買ってもらえないような物を、子どもたちが自分のお小遣いで買える、そんなものを付録にしようと心掛けているそうです。

■5. 付録は半年程度かけて製作

ちゃおの付録担当者はいつも半年程度先の付録のことを考えてアイテムを選んでいるそうです。毎月の付録は、毎月編集部全員とデザイナーで100点以上の候補作を持ち寄り、5?6時間の会議で方向性やアイテムを決めていきます。そして方向が決まったあとに、担当者が簡単なラフを書いて業者に見積もりを取り、デザインや価格を詰めていくのです。

さらに、毎月の付録を製作しながらも常に「次の付録はなにがいいだろう」と新しいアイテムを調査し、原宿の竹下通りや地方のショッピングモールなど、いろいろな場所でアイテムのリサーチをしているのだとか。また、付録のほとんどを中国の工場で製作しているため、担当者は中国出張に行くことも多いそうです。



■6. 地味にならないように注意している

ちゃおの付録は、女子が好きそうな色を多用し、地味にならないよう注意しています。メインのターゲットである小学校4?5年生の女子が好む、ピンクや水色などのパステルカラーを重用し、たくさんの雑誌が並ぶ中でも思わず「かわいい」と手に取ってもらえるようなアイテムを意識しているそうです。大人なら「シンプルでスタイリッシュ」「ゴテゴテしていなくておしゃれ」と感じるものでも、子ども達には地味に感じてしまうのだとか。

■7. 今の子ども達向けに“モテ”を意識

2014年2月号の付録「スウィートガーリー手帳2014」では「モテ子の心得」というページが話題になり、現代の小学生の女の子達は“モテ”をかなり意識しているのだと話題になりました。

そのページには「モテるためには愛され女子になる努力と、男子を落とす作戦が必要なのだ」と書かれていたり、男子タイプ別のモテかたが書かれていたり、“落とす”という言葉が使われていたり、大人の女性誌のような内容も書かれていました。

ただし、男子からのモテだけでなく、友達からのモテに関するページもあったのはさすが小学生向けといったところ。子どものころは友達と少しケンカしたり、3人組で疎外感を味わうことがとても悲しかったりするものですが、そんな小学生に『ちゃお』からのアドバイスを伝えたいという思いで、友達からのモテについても触れたそうです。



■他にもすごい付録がたくさん!

今回紹介したものの他にも、スマホの形を模したアラーム時計や、スプレー機能を搭載したペンなど、毎月のように採算が取れているのか心配になるような物が付録になっているのです。

しかし実際には景品表示法で、本誌が1000円未満の場合は200円までと取り決められているため、これだけ豪華で魅力的な付録を用意するのには相当な努力を続けていることに間違いないでしょう。今後も『ちゃお』の付録から目が離せません!

■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/

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