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2016年10月12日
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世界で最も危険な地域、シリアで救助活動を続ける「ホワイトヘルメット」



 激しい紛争の続くシリアで、非武装で命がけの救助活動を行っている民間機関がある。「ホワイトヘルメット」と呼ばれるこの民間防衛隊は、これまで6万人以上の命を救い、残された市民の安全確保に努めている。

 2013年に発足したホワイトヘルメットのメンバーは全員ボランティアで2200人ほどだ。様々な宗教や職業の人が中立的な立場で献身的な救助活動を続けている。その活動が評価され、今年8月にノーベル平和賞にノミネートされたのだが、残念なことに受賞には至らなかった。

 5時間前に起きた空爆で瓦礫となった家の下から、泣き叫ぶ女の子の赤ちゃんが救助された。紫の服を掴んで引っ張り出した救助隊員は、別の隊員の手に彼女を渡した。

 「救急車を!」と叫ぶ。別の隊員は、興奮した声で「アッラーは偉大なり!」と叫んだ。少女の髪はほこりをかぶり、顔は血まみれだ。

 カメラに一瞬だけ映った小さな顔には苦痛と混乱の表情がにじむ。続いて血だらけの手を揺らす少年が1人救助された。さらに子供2人が引っ張り出されたが、すでに事切れていた。隊員たちは”ホワイトヘルメット”と呼ばれるシリアのボランティア市民救助隊だ。遺体を毛布に包むと、周囲の人が何事か呟く。

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The group was considered a top candidate for the prize

 この場面は、シリア反政府勢力が支配するアレッポ西部のバシュカティーン(Bashqateen)という小さな農村で9月23日に撮影された。
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