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2016年10月19日
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オランダ政府、安楽死を「人生が終わったと感じている人」にも適用させる法案を提出

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 オランダの与党は安楽死法に新しい条項を加えようとしている。もし可決されれば、回復の見込みがない末期症状の患者だけでなく、単に”人生が終わった”と感じている人や、”人生に疲れ果てた”と思っている人の自殺幇助が合法化される。安楽死の条件が緩和されるのだ。

 ただし適用は高齢者のみとなる。

 法案はエーディト・シパーズ厚生大臣とアルト・ファン・デル・シュテイル法務大臣の署名入りで議会に提出された。内容は、

人生を”完了”させようと考えるすべての”高齢者”は、死ぬ実現性を叶えられるべきであり、”厳格かつ慎重な基準”に沿って自殺を幇助する医師は、新条項によって法的な責任を問われないものとする

 というものだ。

人は自らの命を絶つ権利があり、尊重されるべきである

 リベラルな政策で知られるオランダにおいてすら衝撃的な提案である。今年初頭にシパーズ厚生大臣によって委員会が設置され、人生に疲れているが健康的には問題がない人に対しても安楽死法を拡張する件について検討がされることになった。結果、2002年に安楽死法が施行されて以来、幾度かあったように、法の改正が望ましいと結論されていた。

 オランダ死ぬ権利協会(Nederlandse Vereniging voor een Vrijwillig Levenseinde)など、改正支持派は、政府の行動を好意的に受け止めている。

 特に同協会は、安楽死を行ううえで求められる深刻な医学的状態に起因する望みのない苦痛という要件の廃止をキャンペーンし続けてきた。

コメント 1

  • シレンチオ 通報

    12月11日に丸善からこの問題にも触れた本が出ます。『終末期医療を考えるために 検証:オランダの安楽死から』。人生の終焉法の是非にも解説してあるので、読んでから判断しよう!

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