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2017年8月19日
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世界初。超小型のロボットを飲み込んで胃潰瘍を治すマウス実験に成功(米研究)



 もうじきあなたの病気を治療するため、小さなロボットが体内に潜り込んで薬剤を投与するようになるかもしれない。

 世界で初めて、髪の毛の太さほどしかない極小のロボットがネズミの胃に抗生物質を送り届け、細菌感染を治療することに成功した。

 「動作それ自体が胃の中の細菌が集中している部分における抗生物質の滞留を改善します」と米カリフォルニア大学サンディエゴ校のジョセフ・ワン(Joseph Wang)博士。

【自律的に動く超小型のロボットが胃の内で患部を治療】

 研究チームは5日間の実験で、胃に細菌感染を起こしたマウスに、超小型のロボットを用いて毎日1度抗生物質を投与した。

 その後の評価で、この治療法は従来の投薬法よりも効果的だったことが分かった。

 ロボットは体内を自律移動するマイクロモーターとなっており、球形のマグネシウムのコアで構成され、それを覆う複数層のコーティングはそれぞれ保護・治療・胃壁への付着といった機能を担っている。その大きさは、人間の髪の毛の太さほどしかないので飲み込むのも容易である。

 ロボットを飲み込むと、マグネシウムのコアが胃酸と反応することで水素の泡が発生し、これが動力として用いられる。またこの過程で胃の酸が弱まる。コアの抗生物質層は周囲の酸性度に反応するようできており、酸が弱まった時点で抗生物質が放出される。

[画像を見る]

【胃酸の抑制に効果】

 胃酸を緩和しないことには、抗生物質とタンパク質を基礎とする薬剤は薬効を発揮する前に壊れてしまう。
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