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2017年12月16日
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垂直にぎっしり並ぶ。アメリカで1970年代に行われていた自動車の運搬方法「Vert-A-Pac(ヴェルタ・パック)」



 1920年代にモータリゼーションが起こったアメリカでは、個人用自動車の普及に伴い、生産した自動車の移動方法の効率化が急務だった。

 1960年代頃まで、有蓋車(ゆうがいしゃ)と呼ばれる貨車で自動車が運ばれていたのだが、1車両にセダン4台が二段、つまり8台しか収納しておらず、移動中の破損などからは守られたが、まだまだ積み込める余地があった。

 そこで貨車が改良されたのだが、相変わらず効率は悪いままであった。

 1970年に入ると、ゼネラルモーターズ (GM) のシボレーがサブコンパクト「Vega(ベガ)」を開発。この新車の値段を運搬費含めて2000ドル(当時)に抑えようとしていた。だが現在ある運搬方法だと運賃がかさんでしまう。

 そこで考え出されたのが「Vert-A-Pac(ヴェルタ・パック)」と呼ばれる貨車だ。この貨車なら1車両につきより多くの車を積み込むことができる。

【運搬費削減の為、新たなる運搬方法を模索していたシボレー】

 当時シボレーの新車、Vega(ベガ)が開発されていたローズタウンから西海岸までの運搬費は1貨車につきおよそ4800ドルだった。なんとか18台を乗せることに成功したが、それでも諸経費を含め、1台につきおよそ300ドルの運搬費がかかった。

 1台2000ドルの新車には大きな出費である。そこでシボレーは新しい運搬方法の確立を急ぐ必要があった。

 そしてついに、サザン・パシフィック鉄道とシボレーのエンジニアたちは解決案を思いついたのだ

[画像を見る]

【水平から垂直へ、新貨車「Vert-A-Pac」が開発される】

 従来、自動車を水平に並べ、数段に分けて貨車に入れていた。

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