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2018年7月11日
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触るな危険!毒が塗られた中世の「死の書物」が大学の図書館で発見される(デンマーク)



 本に殺されるなんてことがあるのか? 
 どうやらあるかもしれない。

 研究者らが南デンマーク大学の図書館で致死量のヒ素が塗られた書物を3冊発見したという。これらは16~17世紀の写本で、研究者らが中世の写本の断片を調べようとしたところ、偶然に発見されたものだ。
【高濃度のヒ素が検出された中世の本】

 驚くべき発見があったのは、南デンマーク大学の研究者たちが、中世の手書き写本が綴じられた羊皮紙の断片を調べようとしていたときのこと

 そこにはラテン語の原文が隠さているのだが、グリーンの塗料が塗られている。

 そこで、同大の准教授、カール・ルンド・ラスムッセンらは、マイクロ蛍光X線を用い、塗料の化学性質を分析することに。

 その結果、本についていたグリーンの色素に非常に高濃度のヒ素が含まれていることがわかったのだ。

[画像を見る]
本を綴じるのに使われていた中世の手書き写本の断片を研究していたところ、そこに砒素が塗られていたことが判明した。

【ヒ素が塗られていた羊皮紙は再利用されたもの】

 ラスムッセンによると、1536年のデンマークの宗教改革以後、多くのカトリックの書物が、燃やされたり、破壊されたりして破棄されたが、羊皮紙の一部は、1500~1600年にかけて発行された書物を製本するのに再利用されたという。

 これらの書物は、ポリドーロ・ヴァルギリウスの『イングランドの歴史』(1570)と、ヨハネス・デュブラヴィウスの『Historia boiemica』(1575年)で、後者はアエネアス・シルウィウスの『De Bohemorum et ex his imperatorum aliqvot origine ac gestis historia』(1575)の紙を使って綴じられていた。

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